<今日の日本株>
5月19日の日本株は、寄り付きから大幅高でスタートし、その後は上値が重い展開になりましたが大きく上昇して終えました。日経平均株価の終値は前日比299円72銭高の20433円45銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2857に対して値下がり銘柄980と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は44、年初来安値更新銘柄は2でした。
ADA指数は30.0%となり、前日の25.6%から上昇しました。空売りの買い戻し、および新規買いを実行したことによります。空売り銘柄はかなり少なくなりました。
<どちらを重視して銘柄を選ぶか>
個別銘柄をみると、GMOペイメントゲートウェイ(3769)、アイ・アールジャパンホールディングス(6035)、イー・ギャランティ(8771)など高値更新となる銘柄がいくつかありました。
また、全体的に見ても、9割ほどの個別銘柄が25日移動平均線の上に株価があり上昇トレンドを継続しています。
本日(19日)は足元の業績があまりよくない出遅れ銘柄のリバウンドが主体でしたが、昨日(18日)は業績が好調な中小型株が一斉に大きく上昇しました。
このように、私は業績が良くない出遅れ銘柄と、業績が好調の中小型株の2つに大きく分類し、そのうちの後者への投資割合が高いです。
今は、上記2つのどちらも株価が上昇していますので、かなりやりやすい相場環境にあります。では、今後のことを考えるとどうでしょうか?
業績が良くない出遅れ銘柄も、今はリバウンドで大きく上昇していますが、これが果たしていつまで続くのか、という話です。業績が良くないのですから、いくらコロナ終息後を織り込みに行っているとはいえ、コロナ・ショック前の高値を抜くことは、大規模なバブル相場が来ない限りは非常に難しいといえます。
一方、業績が好調な銘柄であれば、業績が伸びているわけですからコロナ・ショック前の高値を抜く可能性も大いにあります。すでに、かなりの銘柄がコロナ・ショック前の高値を超えて上昇を続けています。
こう考えると、もう少し中長期的な視点でみたならば、やはり株価がさらに大きく伸びる可能性が高い、好業績銘柄に分があるのではないかと思っております。
私は将来こうなる、と決めつけることはしたくないので、好業績株と出遅れ株と両方保有しています。ただ、出遅れ株の割合は好業績株よりかなり小さいです。
最近の強い株価推移からバブル再開か?と見る向きもありますが、バブルになるためには外国人投資家の投資資金が大量に日本株に流入する必要があります。
今のところそのような兆候はないものの、中小型株であれば株価上昇に必要な資金量も小さく済むので、そうした銘柄に外国人買いが入っているような気がします。
いずれにせよ、上昇トレンドが続く強い銘柄をしっかりと保有し続けて、利益を伸ばしに行くことが今は重要と思います。
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