戻り高値を付けた可能性も考慮ー2020年4月20日の日本株

<今日の日本株>
4月20日の日本株は、昨晩のアメリカの原油先物ショックの影響もあってか、朝から安く始まり、後場はさらに売られる展開でした。日経平均株価の終値は前日比388円34銭安の19280円78銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。

値上がり銘柄888に対して値下がり銘柄2975と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は27、年初来安値更新銘柄は6でした。

ADA指数は8.6%となり、前日の33.1%から大きく低下しました。保有株の一部を利食いしたのと、新規で空売りを実行したことが理由です。

 

<そろそろ頭打ちの可能性も考慮すべきか>
個別銘柄をみると、弁護士ドットコム(6027)が高値更新となるなど、日経平均株価やマザーズ指数が大きく下落する中、強い銘柄もそこそこありますが、逆に高値で寄ってから大きく下落し、大きな陰線を付けた銘柄が目立ちます。

中小型株を中心に、底打ちからの株価が2倍以上に上昇したものもありますし、40%台だった騰落レシオが昨日の時点で120%超えを果たしていましたから、いつ戻り高値をつけてもおかしくありません。

昨日は、日経平均株価が弱かった一方、マザーズ指数や中小型株は非常に強く、何も問題ありませんでしたが、本日はかなり良くない動きでした。

私自身は、下降トレンド銘柄の空売りを実行したり、上昇スピードが急だった銘柄を一部売却したりしています。基本は株価が上に行っても下に行っても対処できるよう、ロング・ショート戦略を取っていますが、本日はだいぶ空売りを増やし、買い6:売り4程度になりました。

昨晩の原油先物価格がマイナス40ドルにまで達し、本日も原油価格が急落していることから、まだマーケットにひと波乱、ふた波乱あってもおかしくありません。
せっかくここまでの反発局面で大きく上昇してくれた保有株については、25日移動平均線割れを待っているとかなり株価が落ちてしまうので、株価チャートをみてダレはじめた段階で一部売却をしています。

原油価格がマイナスになることがあるのだ、と非常に衝撃を受けましたが、もう何が起こってもおかしくない状況なのかもしれません。とすれば、何が起こっても、つまり株価が上に行っても下に行っても対応できるよう、売買のルールはしっかりと守ることが重要です。決して上か下か、当てに行かないようにしましょう。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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