<2月7日の日本株>
週末2月7日の日本株は、朝方高くはじまったもののその後は軟調な動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比45円61銭安の23827円98銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も小幅安となりました。
値上がり銘柄1337に対し値下がり銘柄2446と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は85、昨年来安値更新銘柄は9でした。
ADA指数は49.7%となり、前日の47.5%から上昇しました。上昇トレンドに転じた銘柄の新規買いの一方、下降トレンドに転じた銘柄は売却しています。
<はっきり言ってどうなるか分からない>
個別銘柄をみると、テクマトリックス(3762)、ディップ(2379)など高値更新となる銘柄がいくつか出ています。昨年来高値更新銘柄も85出ていますから、強い銘柄については強気を継続すべきと思います。
ただ、その一方でまだ下降トレンドのままの銘柄や、決算発表で下降トレンドに転じた銘柄も半数以上あるように感じます。
木曜日の急騰で一旦は底打ちとなりましたが、おそらくこの原動力は空売りの踏み上げであり、ここから買い上げていく勢力があるかどうかは分かりません。
また、新型コロナウイルスが収束したとは全くいえず、まだまだマーケットの混乱要因になる可能性は高いです。
このように、現状の株価は国内情勢、世界情勢と連動しなくなっており、また、短期的な乱高下もあることから、今後どうなるかは全く読めません。
日経平均株価が24000円超えを果たしていくかもしれませんし、先の安値を割り込んで本格的な調整に入るかもしれません。
したがって、このような状況では、含み損を抱えた銘柄を我慢して持ち続けることも、上昇トレンドの強い銘柄までも売却してしまうことも正しくないように思います。
ではどうするかといえば、上昇トレンドの強い銘柄のみを保有することです。そうすれば、日経平均株価がここから上昇すれば同じように順調に上昇してくれる可能性が高く、株価が下落すれば弱い銘柄に比べれば下落がマイルドになるので、小さい損失で逃げることができます。
また、日経平均株価と、個人投資家が手掛ける個別銘柄が連動しない可能性もあるので、日経平均株価連動型ETFや、日経平均先物への投資も一考です。
あとは決算発表シーズン真っ只中なので、新規買いするのであれば決算発表が済んだ銘柄を選定するのがリスク軽減となります。
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