日本株当然の一服ー2019年10月30日の日本株

<今日の日本株>
10月30日の日本株は、上昇一服の動きとなり、日経平均株価の終値は前日比131円01銭安の22843円12銭でした。
TOPIXは上昇、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄1978に対し値下がり銘柄1753とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は212、年初来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は60.3%となり、前日の66.5%から低下しました。移動平均線を割り込んだ保有株を売却するなどしたためです。

 

<予想するのではなく・・・>
個別銘柄をみると、寿スピリッツ(2222)、エス・エム・エス(2175)が高値更新となるなど、強い銘柄は上昇を続けています。

一方、弱い銘柄は早くも移動平均線を割り込んでいて、そもそもちょっと移動平均線を超えたと思ったらすぐ反落するものもあり、こうした銘柄については早急に売却する、といった対処が必要です。

なぜなら、日経平均株価と個別銘柄の動きは異なりますし、銘柄ごとの株価の強弱もバラバラだからです。

株価はいつ天井をつけるか分かりません。したがって、株価のトレンドが下降トレンドになったらすぐ売却する、というクセをつけておくべきです。

ただ、日経平均株価が昨日下がったからと言って、即座に今後の下げを意識する必要もありません。この程度の下落は当然の一服であり、すでに天井を打ったという判断は早計すぎます。

1日値下がりしても、1週間値下がりしても、株価のトレンド自体に変化がなければ、保有株を売却する必要はない、というのが私のスタンスです。

1日ごとに株価が上げ下げすることも多く、いちいちそれに振りまわされていると、余計な売買を繰り返して結局は得られた利益も逸してしまいます。

天井も底もそうですが、ピンポイントで当てにいかないことです。あくまでも目で見て明らかに頭打ちをしたことが分かる局面、私であれば25日移動平均線を明確に割り込んだことを確認してから、天井を付けたと判断して売却します。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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