強い株も多いが・・・2019年7月24日の日本株

<今日の日本株>
7月24日の日本株は、日経平均株価が21700円を挟み上下の変動がほとんどない1日でした。日経平均株価の終値は前日比88円69銭高の21709円57銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数はほんのわずかのプラスにとどまっています。

値上がり銘柄2072に対し値下がり銘柄1551とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は48、年初来安値更新銘柄は21でした。

ADA指数は35.6%となり、前日の28.5%から上昇しました。日々上昇トレンドの銘柄が増加しており、それらの新規買いや空売りの買い戻しを進めました。

 

<強い銘柄の共通点とは?>
個別銘柄をみると、デジタルアーツ(2326)やインソース(6200)など、高値更新をする成長株もありますが、多くの成長株は伸び悩んでいます。

一方、ルネサスエレクトロニクス(6723)やSUMCO(3436)、アドバンテスト(6857)といった半導体関連株や、ハイテク株の中に強いものが目立ちます。

ただ、ハイテク株や半導体株の多くは、少し前まで株価下落を続けてきていて、それが少し反発した程度です。週足や月足のチャートを見ればそれが分かるはずです。

とはいえ、私が主力にしている内需系中小型成長株の多くは動きが悪いのは事実であり、ここ数日は半導体株やハイテク株など、底打ちの可能性がある銘柄にも資金を振り分けることにしています。どこまで戻るかは分かりませんが、仮にここからバブル相場延長、ということになったとしたならば、株価が上昇している銘柄に乗らないと全く利益を取れないという可能性もあるからです。

今の3つの株価指数をみると、
日経平均株価>TOPIX>マザーズ指数となっています。

このように、日経平均株価が強く、マザーズ指数が弱い状況というのは個人投資家にとって利益を得にくい環境であることが非常に多いです。実際、個人投資家の現状を端的に表す信用評価損益率も今年に入りマイナス10%以下で推移していますし(つまり利益を得られていない)、私自身も投資した銘柄があまり上昇せずに苦しんでいます。

こんなときは、自身が主に手掛ける銘柄に資金が回ってくるまで待つか、それともすでに現在資金が回っていて上昇している銘柄に資金を振り分けるかのどちらかの対策をとることになります。

私自身は後者の対策をとりつつ、ポジションが膨らみすぎないように気を付けるようにしています。

今まで空売りしていた銘柄の多くが底打ちから反発となり、空売りできる銘柄が減少していますし、空売りで利益を取りにくくなっていると感じます。

本格的に下方向に動けばそうした銘柄も再び大きく下がることになるでしょうが、今はどちらかといえば上方向に向かいつつある状況ですので、無理のない範囲で上昇トレンドの銘柄を保有して流れについていくつもりです。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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