<今日の日本株>
2月26日の日本株は、朝方高く始まり日経平均株価は一時21600円を超える局面もあったものの、後場にかけて下げに転じました。
日経平均株価の終値は前日比78円84銭安の21449円39銭でした。
TOPIXも小幅安、マザーズ指数は小幅に上昇しました。
値上がり銘柄1486に対し値下がり銘柄2177と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は18、昨年来安値更新銘柄は6でした。
ADA指数は22.3%となり、前日の19.7%から上昇しました。空売り銘柄の買い戻しと、新規買い建てを行ったことによります。
<上がっている株の特徴は?>
個別銘柄をみると、クラウドワークス(3900)など、相変わらず高値更新となる強い銘柄は少ないものの、上昇トレンドを維持しているものは数多くあります。それについての変化は特段感じられません。
ただ、最近元気よく株価が上昇している銘柄の特徴をみると、必ずしも業績が良い株とはなっていないと感じます。バイオ株の一部や、赤字決算が予想されている株など、私が普段投資対象としていない銘柄が短期的に急騰しているというのが実感です。
このような状況では、私が手掛けている内需系中小型成長株に投資しても利益を得ることができず、株価が短期間に急騰している株にシフトした方がよいのか、悩む方も多いと思います。
でも結論から言えば、そうした短期間に株価が急騰し、かつ業績が伴っていない銘柄への投資は、特に今からは避けた方が無難と私自身は考えます。
短期間に株価が急騰する銘柄は、株価が値下がりするのもあっという間です。買いのタイミングが1日ずれるだけで、大きな損失を被ってしまうケースも珍しくありません。
デイトレーダーなど短期売買が得意な方であれば、業績にかかわらず株価が大きく動いている銘柄が数多くありますからかなり利益を出しやすい相場環境です。
しかし私たちのように、昼間仕事をしているため株価を随時チェックすることができない方にとっては、好業績の銘柄があまり上昇してくれない今の環境は、無理をせず耐えるほかないのではないかと思います。
株式投資は、自分の型や投資スタイルにピッタリはまる時期とそうでない時期があります。そうでない時期に何とか利益を得ようと、いつもと違う投資手法や銘柄で投資すると、逆にうまくいかず余計な損失につながります。
外国人投資家も今年に入ってからずっと売り越していますし、大相場になるような感覚は今のところありません。いつも自分が手掛けている銘柄が上昇トレンドになったら買う、その後株価があまり伸びずに利益が出せなくても焦らない・・・私自身はこんな感じでよいと思っています。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。