<今日の日本株>
2月19日の日本株は、前日終値を挟んで小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比20円80銭高の21302円65銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2013に対し値下がり銘柄1605とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は14、昨年来安値更新銘柄は2でした。
ADA指数は16.3%となり、前日の4.8%から上昇しました。引き続き、空売りの買い戻しを行ったのが上昇の主要因です。純粋な空売りのポジションはだいぶ縮小しました。
<米中貿易協議というイベント>
個別銘柄をみると、多くの銘柄が25日移動平均線を超え、上昇トレンドをキープしています。ただ、多くは急落後のリバウンドの域を出ておらず、高値更新しているものはわずかです。
さて、ここ最近の世界中の株高の理由の1つに、米中貿易協議が良い形でまとまりそうだ、という思惑があります。米中貿易協議の期限は3月1日ですので、ここまでは株価も強い動きが継続するかもしれません。
イベントを無難に乗り切ればさらに株価上昇、何か問題が起きれば急落、ということになりますが、今からそれを予測してポジションを傾けるべきかといえば、そうは思いません。
やはり、結果次第で株価が上にも下にもどちらにも動く可能性が高いイベントがあるにせよ、基本はいつも通りの売買ルール(私なら25日移動平均線を超えたら買い、割り込んだら売る)を守っておくべきだと思います。その上で、イベント通過後株価が下がり、売却が必要となったら売却すればよいというのが私の考えです。
そして、大きな損失を避けたいのであればポジションを大きくしないようにすればよいでしょう。
大きな利益が見込めるポジション(今であれば大量の買いポジション)は、失敗すれば大きな損失につながります。イベントの結果株価がどう転ぶか分かりませんから今は勝負をすべき時ではないと私自身は思っています。大きな損失を避けつつ、とはいえ多少の利益は狙っていきたいので、小さめの買いポジションで当面を過ごしたいと考えています。
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