<1月18日の日本株>
週末1月18日の日本株は、朝から上昇し、後場は高値圏で推移しました。日経平均株価の終値は前日比263円80銭高の20666円07銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2589に対し値下がり銘柄1143と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は7、昨年来安値更新銘柄も7でした。
ADA指数は30.3%となり、前日の23.4%から上昇しました。
25日移動平均線を超える銘柄が増加しているため、それらの新規買いを進めました。
<ここからが正念場>
マザーズ指数、TOPIXに続き、日経平均株価も25日移動平均線を上回ってきました。また週末のアメリカ株上昇や円安進行により、日経平均先物は20900円台まで上昇しています。
また、個別銘柄をみても、25日移動平均線を超える銘柄が日々増加しています。
ただし、多くの銘柄が25日移動平均線を少しだけ超えた、という状況です。
マザーズ指数の急上昇をみてもわかる通り、特に新興市場銘柄は短期間に大きく上昇したものが目立っています。ここから新規買いするにしても、買った後値下がりに転じたときのことを考えた銘柄選びが必要です。
例えば、私のように25日移動平均線割れで売却・損切りというルールを設けている場合は、25日移動平均線からの乖離率が大きい銘柄を買い、それがすぐに値下がりとなった場合に損失が大きくなってしまいます。
したがって、すでに乖離率が大きい銘柄の買いは控え、乖離率が小さい銘柄から買う銘柄を選定するようにしています。
昨年1月や10月もそうでしたが、株価が順調に上昇して「まだまだ上がる」と思っていると突然下落に転じることは多々あります。
常に「値下がりしたらどうなるか」を念頭におきつつ、いつでも逃げられるような形での攻めが求められる局面と思います。
個人的には当初限度としていたADA指数30%にすでに18日の時点で達しました。想定以上に株価が強いので、もう少し限度を上げようと思っていますが、いずれにせよ下げに転じたことが明らかになればすぐ逃げれるように用心します。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。