<今日の日本株>
1月17日の日本株は、朝高後は下げに転じるものの下値も限定的で、日経平均株価の終値は前日比40円48銭安の20402円27銭でした。
TOPIXやマザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄2459に対し値下がり銘柄1192と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は3、昨年来安値更新銘柄は9でした。
ADA指数は23.4%となり、前日の15.7%から上昇しました。新興市場銘柄を中心に25日移動平均線超えのものを新規買いしたことによるものです。
<高値掴みに要注意>
個別銘柄をみると、先日好決算を発表したUUUM(3990)の勢いが止まらずストップ高で高値更新、チェンジ(3962)も高値更新となるなど、新興市場銘柄を中心に強い動きのものが出てきています。
これらの銘柄の日足チャートをみると、12月の日本株急落時においてもあまり株価が下落していません。やはり急落局面でも強い動きをみせた銘柄ほど、相場が落ち着いてくるといち早く株価が上値追いをする傾向が強いです。
例えば上の2銘柄とソフトバンクグループ(9984)の12月から現在の株価チャートを比べてみると、明らかに株価の動きが違います。
株価下落局面でも強い動きをしている銘柄をウォッチしておき、それが上昇トレンドになったらすかさず買うことにより、利益を得る可能性が高まると思います。
逆に、ここからUUUM株を買うのはもう遅いです。もちろんさらに株価が上昇を続ける可能性もありますが、すでに25日移動平均線からの乖離率が40%に達しています。ここから株価が下落して高値掴みになってしまったら大きな損失を被る危険性があります。そのリスクを常に考慮しておかないと、いつか大けがをしてしまいます。
直近でストップ高を連発していたリファインバース(6531)を17日の寄り付きで買って1日持っているだけで、株価は1857円から1547円へと、300円、17%も値下がりしてしまっています。
デュアルタップ(3469)に至っては、1290円で寄り付いてから910円まで下落と、380円、約30%も1日で値下がりしているのです。
勢いよく株価が上昇していると、「まだまだ上がる」と思ってしまいますが、ある日突然天井を付け急落することになります。
25日移動平均線からの乖離率が大きくなっているものは買わずに諦める、これが大きな失敗をしないためには重要です。
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