<今日の日本株>
8月23日の日本株は、日経平均株価が前日終値より高い位置ながらも小さい値幅での推移に終始しました。終値は前日比48円27銭高の22410円82銭でした。
TOPIXは小幅下落となりましたが、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄2334に対し値下がり銘柄1258と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は21、年初来安値更新銘柄は39でした。
ADA指数はマイナス0.6%となり、前日のマイナス22.3%から大きく上昇しました。25日移動平均線を超えた銘柄の新規買い、空売り銘柄の買い戻しなどを実行したなどことによります。
<明確な上昇をする銘柄が増加>
個別銘柄をみると、高値更新をした銘柄はセック(3741)などごく少数にとどまったものの、リクルートホールディングス(6098)のように高値圏を維持している銘柄や、25日移動平均線を明確に超えてくる銘柄が目立ちました。
また、すでに上昇トレンドになっている銘柄も、伸び悩みが解消され、上値を伸ばすものが目立ちました。
変化の兆候を感じたのが昨日(8月22日)であり、それに引き続き今日も含め、2日連続でかなりまともな動きになってきました。
まともな動きというのは、上昇トレンドの銘柄の株価が順調に伸び始めたことと、下降トレンドで低迷していた銘柄のうち上昇トレンドに転じるものが目立ってきたことです。
もちろん、まだまだ下降トレンドの銘柄の方が断然多いですが、上昇トレンドに転じた銘柄はある程度積極的に拾っていくべきではないかと思います。もちろんここで上昇が止まって再度下落してしまうリスクはありますが、今は多少のリスクは負ってもよい局面と感じます。
個人的には、底値から少し反発した銘柄で、思い入れの強いものについては、下降トレンドであっても底打ち狙いの買いを入れました。
もちろん、下降トレンドにある中での買いですからそれほど金額も大きくないですし、リスクも高いですが、仮にここ2日のまともな動きが今後も続くとすると、おそらく下げ続けていた銘柄も底打ちし、反発するはずです。
そうなれば、25日移動平均線を超えてから新規買いするより、下降トレンドにある現時点で新規買いする方がかなり安く買えることになります。
当然、直近の安値を割り込んだら損切りとします。あまり大々的にお勧めする方法ではないですし、金額も少量にとどめておくべきですが、リスクを取っても良いから安値で買い仕込みたいという方は試してみても良いのではないでしょうか。
とにかく、久しぶりに感じた良い方向の変化です。頭打ちにならずにさらに良い方向に進んでくれることを期待しています。
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