<今日の日本株>
8月9日の日本株は、後場下げ幅を縮めたものの小幅反落となりました。日経平均株価の終値は前日比45円92銭安の22598円39銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は小幅上昇でした。
値上がり銘柄1518に対し値下がり銘柄2116とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は28、年初来安値更新銘柄は83でした。
ADA指数は22.4%となり、前日の20.4%から少し上昇しました。上昇トレンド転換銘柄を買い、下降トレンド転換銘柄を売るという、いつも通りの作業を淡々と繰り返しています。
基本的に、上昇トレンドの銘柄は保有していますが、全体的には守り優勢、というスタンスです。
<好決算でも上がらない>
個別銘柄をみると、私の保有銘柄に高値更新のものはありませんでした。ここ数日、高値更新銘柄がない日が続いていますが、言い換えれば今は利益を伸ばせる状況とは程遠いのが現実ですし、無理をして新規買いを膨らませるような局面でもない、ということです。
もちろん、明確な上昇トレンドにある銘柄は保有しています。MonotaRO(3064)、メディアドゥホールディングス(3678)、キャピタル・アセット・プランニング(3965)、クスリのアオキホールディングス(3549)などです。
ところで、相変わらず決算発表による乱高下が続きますが、好決算でも上がらない銘柄が非常に多いという印象です。
例えばサンフロンティア不動産(8934)は寄り付き天井、GMOクラウド(3788)は朝方大きく上昇したものの押し戻されて長い上ヒゲ、スシローグローバルホールディングス(3563)に至っては、寄り付き天井から一時大幅安に転じるなど、理解に苦しむ動きが相次いでいます。
また、先日決算発表をした後大幅高となったイー・ギャランティ(8771)は、結局すぐ下落に転じ元の株価水準にまで戻ってしまいました。
もちろん、決算発表の結果がよくなければ、M&Aキャピタルパートナーズ(6080)のようにひたすら下げ続けることになってしまいます。
こうしたことから、決算発表を受けて翌日の朝から買うのも、かなりリスクが高いと感じます。少し間をおいて、株価が落ち着いてからの買いや、移動平均線からのかい離が小さくなるのを待ってからの買いを検討した方がよいと思います。
今の相場環境では、多少の損失は当たり前。損失の最小化を目指し、余計なリスクは背負わないような行動をするようにしましょう。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。