<今日の日本株>
ゴールデンウィーク明けの5月7日の日本株は、一時100円超下落したものの後場は持ち直しの動きとなり、日経平均株価の終値は先週末比5円62銭安の22467円16銭でした。
TOPIX、マザーズ指数は小幅に上昇しました。
ゴールデンウィークの連休も波乱なく乗り越えることができ、あとは決算発表の乱高下が終わればやりやすい相場環境になっていくものと思われます。
値上がり銘柄2191に対し値下がり銘柄1453と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は86、年初来安値更新銘柄は27でした。
ADA指数は67.9%となり、先週末の69.9%から少し低下しました。これはポジションが少し膨らみすぎたと感じているためあえて保有株を意図的に減らしたことによるものです。
<決算発表の乱高下を受け入れるかどうか>
個別銘柄を見ると、ウォッチ銘柄の中に高値更新となる銘柄がだいぶ増えてきました。MonotaRO(3064)、イー・ギャランティ(8771)が高値更新となったほか、好決算の発表によりハウスドゥ(3457)がストップ高、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)も大幅高となりました。
5月2日に感じていた、成長株への回帰の動きを、今日はさらに強く感じる動きとなりました。結局はいつもどおり内需系中小型成長株が順調に上昇する相場環境に戻るのかもしれません。
ところで、私は決算発表を控えた銘柄を事前に売却することなく、持ち越すことにしていますが、その結果ハウスドゥ、ジャパンインベストメントアドバイザーの高値更新の恩恵を受けることができました。
その一方、アイスタイル(3660)やJUKI(6440)など決算発表による急落ももろに喰らうことになります。
逆に、決算発表を控えた銘柄を事前に売却しておけば、アイスタイルやJUKIの急落は避けられますが、ハウスドゥやジャパンインベストメントアドバイザーを買い直すことはできなくなります(買い直し自体はできますが高値掴みになるため現実問題としてできない)。
結局は決算発表後急騰する銘柄を逃すリスクと、決算発表後急落する銘柄を保有するリスクのどちらをご自身が重視するかです。
私は前者のリスクを回避したいため、株価急落リスクは甘受しています。
なお、どちらも取りがたいというのであれば、例えば決算発表前は保有株を半分に減らす、といった方法も可能です。
決算発表シーズンはいつも乱高下に悩まされますが、3ヶ月に1度のイベントと割り切る気持ちも必要です。乱高下を完全に避ける方法はありませんから。
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