<今日の日本株>
2018年の年明け初日、1月4日の日本株は大幅高となりました。日経平均株価の終値は昨年末比741円39銭高の23506円33銭と、昨年11月につけた高値をたった1日であっさりと更新してしまいました。
TOPIXも大幅高で、同様に昨年11月の高値を更新しました。マザーズ指数も上昇しましたが上昇率は日経平均株価やTOPIXに比べると小さく、今日の主役は東証1部銘柄に持っていかれた形となっています。
値上がり銘柄3141に対し値下がり銘柄676とほぼ全面高に近い状態でした。とはいえ、日経平均株価が700円以上上昇したにもかかわらず値下がり銘柄も600以上存在している事実に注目したいです。
つまり、本当の意味での全面高相場にはまだなっていない、ということです。
昨年来高値更新銘柄は268と急増、昨年来安値更新銘柄は2でした。
※1月1日から3月31日までは、前年と今年を通算して高値を更新した場合、「年初来」ではなく「昨年来」高値を更新したと表記します。安値更新の場合も同様です。
ADA指数は78.5%となり、昨年末の72.3%から上昇しました。上昇トレンド転換銘柄が相次いだため、それらを新規買いした一方、ADA指数が膨らみすぎないよう、既存の持ち株を一部売却してポジション調整しました。
<個別銘柄も昨年来高値続々更新で特に言うことなし>
個別銘柄の動きをみると、高値更新をした銘柄が一気に急増し、言うことない状況となっています。ローム(6963)、ビジョン(9416)、新日鐵住金ソリューションズ(2327)、エムスリー(2413)、サンセイランディック(3277)などが高値更新しています。
また、今日は三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)などの大手銀行株が直近高値を更新、鉄鋼株も大幅高となるなど、東証1部の大型株が買われる展開でした。
日経平均株価が直近高値更新、個別銘柄も昨年来高値更新となっているものが急増している状況ですから、現時点ではフルインベストメントに近い状態になっていることが望ましいです。
もし、あまり投資できていないという場合は、できるだけ25日移動平均線を超えたばかりの銘柄から選ぶようにしましょう。
例えば、太陽誘電(6976)、ルネサスエレクトロニクス(6723)、三菱自動車工業(7211)などの日足チャートをご覧ください。このような形が25日移動平均線超え間もない状態です。
また、TOKYO BASE(3415)のように、何度も跳ね返されていた5000円どころの水準を上抜けたという形も新規買いに適しています。ただし、この場合は25日移動平均線からのかい離率があまり高くなっていないことが前提です。私であれば、25日移動平均線からのかい離率が10%を超えているときは新規買いを控えるようにしています。
とにかく、日経平均株価が直近高値を更新、個別銘柄も高値更新が相次いでいる状況ですから、弱気になる必要はありません。ここからバブル気味の株価推移になることも想定し、上昇トレンドが続く限り保有株を持ち続け、利益をできるだけ大きく伸ばすようにしましょう。
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