<12月29日の日本株>
明けましておめでとうございます。本年も、個人投資家の皆様に役立つ、実践的な知識・情報の提供に努めてまいります。引き続き、よろしくお願いいたします。
2017年最後の取引となった12月29日の日本株は後場下げに転じ、日経平均株価の終値は前日比19円04銭安の22764円94銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は1%以上の上昇で引けました。
値上がり銘柄は2009、値下がり銘柄は1637とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は81、年初来安値更新銘柄は3でした。
ADA指数は72.3%となり、前日の75.9%から低下しました。下降トレンドに転じた銘柄を売却等したためです。
<特段の変化なし>
個別銘柄をみると、相変わらずまちまちの動きです。ハウスドゥ(3457)、フルキャストホールディングス(4848)など高値更新となる銘柄もある一方、25日移動平均線を明確に割り込んだ後、下落が続いている銘柄も少なくありません。
傾向としては、増収増益が続く成長株、もしくはここ1,2年の業績が急速に回復している銘柄の株価は上昇する一方、それ以外の銘柄は例えPER等でみて割安であってもあまり上昇していない、という感じです。
引き続き、中長期的に上昇トレンドが続く、強い銘柄に乗るというのが基本戦略となりそうです。
<2017年の運用成績はどうでしたか?>
2016年末の日経平均株価は19114円37銭、2017年末の日経平均株価は22764円94銭でしたから、2017年の1年間でおよそ19%上昇しました。
皆さんの2017年の株式投資の運用成績はどうでしたでしょうか?私は、「年率〇%」という目標を立てることはせず、日経平均株価の上昇率を上回っているかどうかで、自分自身の運用成績を見直すようにしています。
おそらく、2017年の運用成績は、どのような銘柄に投資したかにより、大きく異なっていると思います。
水準訂正の上昇に期待して割安株を中心に投資した方は、かなり苦戦したのではないでしょうか。
一方、増収増益の続く成長株や、足元で好業績となっている銘柄を中心に投資した方は、日経平均株価の上昇率を大きく超えていると思います。
もし、投資した銘柄は悪くないのにあまり利益が伸びなかった、という方は売買のタイミングが良くなかったのだと考えられます。
特に、せっかく良いタイミングで買ったのに、10%、20%株価が上昇したところで売ってしまう、というクセがついていると、利益を大きく伸ばすことができません。
上昇トレンドが続く限り保有を続ける、というルールに従って投資すれば、運用成績は大きく伸びるはずです。特に、今後バブル気味の相場環境となれば、それができなければせっかくの利益拡大のチャンスを生かすことができません。
2017年の運用成績がイマイチだった、という方も、2018年は「上昇トレンドの銘柄に投資し、上昇トレンドが続く限り保有を継続させる」ことを心掛けてみてください。きっと、運用成績が大幅に改善するはずです。
日経平均株価の上昇率の1.5倍の利益率を目指し、今年も頑張っていきましょう!
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。