<今日の日本株>
10月11日の日本株は、朝方こそ安かったもののその後は上昇に転じ、日経平均株価の終値は前日比57円76銭高の20881円27銭でした。
TOPIXも小幅高となりましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄1617に対し値下がり銘柄1962とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は151、年初来安値更新銘柄は5でした。
今日のADA指数は77.9%となり、前日の73.5%から上昇しました。25日移動平均線割れで一旦売却した銘柄が、再度25日移動平均線を超えてきたため買い直しをしたなどによるものです。
<個別銘柄は強弱まちまち>
個別銘柄の動きをみると、nmsホールディングス(2162)やパーソルホールディングス(2181)など人材派遣関連のほか、大林組(1802)や清水建設(1803)など建設株にも高値更新の銘柄が目立ちました。
また、メタップス(6172)が週足・月足ベースでの高値を更新するなど、新たな上昇ステージに突入するものも散見されます。
一方、じげん(3679)のように下げ止まらず直近安値を割り込むものや、エスクロー・エージェント・ジャパン(6093)のように25日移動平均線を割り込んだ後下げが加速しているものもあり、銘柄により値動きはまちまちです。
現状、日経平均株価の方がTOPIXよりも強い値動きで、マザーズ指数はそれらよりも弱いという状況です。
こうした状況下では、個人投資家は日経平均株価が上昇する割には利益をあげにくいのが通常です。私自身も、最近の運用成績は横ばいといった感じです。
もちろん、それまで日経平均株価があまり上昇しなかったときに個別銘柄が上昇して利益を積み重ねていた時期もありますから、今のような時期があることは仕方ありません。
それでも、日経平均株価だけスルスルと上昇し、自分の保有株が上がらない時期はストレスがたまります。
先日も申し上げた通り、日経平均株価が上昇すれば利益が出るようなもの、具体的には日経平均株価に連動するETFや日経平均先物へ多少は投資しておくことで、精神衛生面の安定を図っておくと良いかもしれません。
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