持ち合い下放れの参考例(ソフトバンクグループ・9984)

11月2日の日本株は、株価が大きく下落した個別銘柄が多数ありました。その中で、ソフトバンクグループ(9984)の動きが持ち合い下放れになっていて、教科書的で分かりやすい形です。ぜひソフトバンクグループの日足チャートをご覧ください。
なんとなく、横ばっていた株価が11月2日に下に向かっているのが分かると思います。
もちろん、何となく下がったから売るのではなく、11月2日の下げにより25日移動平均線を明確に割り込んでいるため、売り時となります。
細かいことを言えば、11月2日の安値は6300円ですが、9月15日に6289円の直近安値があります。したがって、例えば6289円割れで売却とする逆指値注文を出しておくことも有用でしょう。

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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