相続対策

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「貸家建付地」と「貸宅地」の違い

相続税・贈与税において土地を評価する際、自分の土地にアパートなどの貸家を建てると「貸家建付地」として評価額が下がることは、以前のブログ等でお話ししました。例えば、借地権割合が60%(路線価図の記号が「D」)の地域であれば、自用地よりも評価額が18%減額されます。 貸家建付地と似ているようで全く異なるものに、「貸宅地」というものがあります。両者の違いは、「借地権」などの権利が土地の上に生じてい…続きを読む»

「E」エリアや「F」エリアで不動産賃貸が相続税対策になるのか?(その2)

前回、借地権割合がEやFの土地に賃貸アパートを建てた場合の問題点をお話ししましたが、問題点はほかにもあります。その1つが、将来その土地を売却することになったとき、安く売らざるを得なくなってしまう恐れがあるという点です。 実際に相続が起こり、相続税を支払うだけのキャッシュがないときには、所有する不動産を売って資金をねん出する、というのは良くある話です。しかし、賃貸アパートを建てていたばかりに、こち…続きを読む»

「E」エリアや「F」エリアで不動産賃貸が相続税対策になるのか?(その1)

2月7日のブログにて、路線価図に記されたアルファベットが「E」、「F」のエリアでは、不動産賃貸をしても相続税対策にはつながらない可能性が高いのではないかと述べました。 なぜ「E」や「F」エリアでの不動産賃貸が相続税対策につながらないか、その理由の1つが貸家建付地の評価にあります。 貸家建付地は、次の算式で計算されます。 自用地としての評価額-自用地としての評価額×借地権割合×借家権割合×…続きを読む»

楽天証券で新コラム連載がスタートしました

本日(2月26日)より、楽天証券にて新コラム「個人投資家なら誰もが知っておきたい「相続」の基礎知識」の連載がスタートしました。 相続に関する情報は多々あるもの、個人投資家の方をターゲットにしたものはほとんどありません。本コラムでは、個人投資家かつ公認会計士・税理士だからこそお伝えできることを重視しつつ、個人投資家の方に必ず押さえておいていただきたい基本的な知識を中心に書いていく予定です。 個人…続きを読む»

なぜ賃貸アパートを建てると相続税対策になるのか?

今回は少し基本的なお話をしたいと思います。こんなこと知っている、という方も多いと思いますが、再確認のため読んでみてください。 賃貸アパートや賃貸マンションを建てると相続税対策になる、というのは多くの方がご存知かと思います。でも、その理由まで知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。 賃貸アパートや賃貸マンションを建てると、その土地は「貸家建付地」として評価することになります。 貸家…続きを読む»

所有する土地の路線価図を確認しよう

皆さんは、ご自宅や、ご自身もしくは親御さんが保有している土地の路線価図をみたことがありますでしょうか。路線価図は、国税庁のホームページから、日本全国のものをみることができます。 路線価図(国税庁) 路線価図をみると、100とか200といった数字(路線価)の横にアルファベットが記されていることが分かります。これは「借地権割合」を表しています。「A」が最も高く90%、「G」が最も低く30%とな…続きを読む»

慌てる前にまずは現状把握を

さすがに一時期のピークに比べると過熱感は収まりましたが、相続税対策ブームが続いていることは間違いありません。各種メディアで取り上げられているのを目にすると、「うちも何か対策しなければ」とそわそわしてしまいがちです。 しかし、そわそわして慌てる前に、一番最初に行うべきなのは「現状把握」です。 法定相続人は何人なのか、それは親なのか、子なのか、孫なのか、兄弟なのか、また財産はどのくらいあって、その…続きを読む»

バブル時の相続税対策の失敗から学べ~資産50億円が借金5億円に

by atf 0 Comments

「相続税対策ブーム」 平成27年からの相続税の基礎控除額引き下げが、「相続税対策ブーム」を引き起こしています。消費税増税以降、戸建て住宅やマンションの建設需要は伸び悩んでいるにもかかわらず、賃貸住宅の建設需要だけは伸びていることからも明らかです。 しかし、私はこの光景をみて、バブル時の相続税対策による悲惨な事例が再来しないことを祈るばかりです。バブル期には借入金を組んで賃貸アパートを建てる…続きを読む»

「相続税対策」を優先してしまうとどうなるのか?

by atf 0 Comments

相続対策ではまず遺産分割対策、次に納税資金対策が重要です。相続税額を抑える「相続税対策」はその後の話です。 相続対策とは? 遺産分割対策 納税資金対策 相続税対策 では、遺産分割対策、納税資金対策をせずに、相続税対策をすると、どのような結果になるでしょうか。 相続税対策の王道は、不動産による相続税評価額の引き下げです。不動産の相続税評価額が時価より約30%低めに設定されて…続きを読む»

相続対策ではなにを優先すべきなのか?

by atf

前回、「相続対策」と「相続税対策」は異なる意味であること、そして相続対策は以下の3つに分類されることをお話ししました。 遺産分割対策 納税資金対策 相続税対策 この中で何が最も重要かと言えば、(1)の遺産分割対策です。遺産を相続する(受け取る)立場で考えれば、使い勝手のよい財産を相続したいと思うのがふつうです。利用価値の低い不動産よりも、何にでも使えるお金をもらいたいのです …続きを読む»