SNS炎上で株価急落、私ならこう乗り切る

9月20日のブログにて、「SNS炎上で株価急落、そのときどうする?」という記事を書きました。その際、私ならどうするかを後日お話しするとしていました。
時間が開いてしまい申し訳ございませんでしたが、今回の記事ではその点について触れたいと思います。

SNS炎上で株価急落、そのときどうする?

まず、ピーシーデポコーポレーション(7618)ですが、ツイッターの記事がきっかけで株価が下がり始めたのは8月15日です。この日の終値が1329円(注.株式分割考慮前の当時の株価のまま記載。以下同じ。)で、この時点で25日移動平均線を割り込んでいます。
私がピーシーデポコーポレーションの株を保有していたのであれば、翌8月16日の寄り付きで成行の売り注文を出し、売却してしまいます。すると、始値である1274円で売却できます。
なお、8月15日の安値は1309円であり、ここを割り込まない限りは保有継続という戦略もあります。その場合、1308円まで下がったら売りとする逆指値注文を出しておきます。今回のケースは、8月16日の始値が1274円でしたから、逆指値注文を出したとしても同じ結果になりました。
株価はそこから下げ続け、現時点では8月16日の始値から半値以下になってしまっています。つまり、25日移動平均線割れで売却、としておけば、現在の2倍の株価で売ることができたのです。
もし、ここから25日移動平均線を上回って買い直し、とした場合、8月16日の始値近辺まで戻れば株価は2倍になります。そこまで戻ったら売却すると想定しましょう。すると、売らずに保有を続けた場合はプラマイゼロですが、一度8月16日に売却し、その後の25日移動平均線超えで同金額を買い直した場合は利益率が100%近くに達することになります。
このように、株価が大きく下落した場合、25日移動平均線割れで売却することでダメージを軽減することができますし、その後の株価状況によっては保有を続けた場合よりもはるかに大きい利益を得ることもできるのです。

カカクコム(2371)の場合は、9月7日に株価が急落しましたが、1日だけでおさまりました。ただ、9月7日の時点でカカクコム株は25日移動平均線を割り込んでいて、下降トレンドにありました。
私は下降トレンドにある銘柄は買いませんので、カカクコム株の株価急落に巻き込まれる余地はそもそもなかったことになります。

まとめると以下のとおりです。
・炎上による株価急落の直前が上昇トレンド(ピーシーデポコーポレーション)
→25日移動平均線を割り込んだら売却
・炎上による株価急落の直前が下降トレンド(カカクコム)
→そもそも下降トレンドの銘柄は保有しないので株価急落に巻き込まれない

これからSNSの影響力はますます強まっていくでしょう。でも、結局は株価のトレンドに従って売買し、かつ投資資金を複数の銘柄に分散させておけば、小さいダメージで乗り切ることができますから特に心配することはありません。