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7月22日の日本株と来週の投資戦略

<7月22日の日本株>
週末7月22日の日本株は、前日の黒田発言がきっかけで為替レートが円高に振れたことを嫌気し下落しました。日経平均株価の終値は前日比182円97銭安の16627円25銭でした。TOPIX、マザーズ指数も下落しています。
ただ、日経平均株価は短期間で10%以上上昇していたわけですから、この程度の下落は当然の調整といってもよいでしょう。また、個別銘柄をみると、全体の3分の1は上昇していますから、日経平均株価が大きく下げた割にはそれほどのダメージは受けなかった方が多かったのではないでしょうか。私自身も、たまたま安値圏で買えていたポケモンGO関連銘柄をいくつか保有しており、それらの上昇の恩恵も受けています。
7月22日のADA指数は41.2%となり、前日の50.0%から大きめの下落となりました。これは、来週の日銀金融政策決定会合を前にポジションをできるだけ縮小したいと考えているからです。新規買いしたものの値動きが悪い銘柄を売却したり、株価が大きく上昇した銘柄の一部を売却しました。

<日銀金融政策決定会合後の動きが最も重要>
今年に入り、日銀金融政策決定会合後の株価をみると、マイナス金利導入を発表した1月以外は全て下落しています。1月も、発表直後だけ上昇しただけでそこから大きく下落しましたから、日銀金融政策決定会合後の株価は下がる可能性が高いと見ておいたほうが無難だと思います。市場参加者が満足する内容の追加金融緩和が発表されなければなおさらです。
ただ、7月11日以降の株式市場をみていると、明らかに「下げに強くなっている」「下げにくい」印象を強く受けます。特に、長らく株価が低迷していた銘柄の株価が大きく上昇するケースが目立ち始めており、今までの二極化相場から、全面高相場へ移行する可能性も大いに期待できる形です。
例えば今日大幅高で年初来高値を更新したリンクアンドモチベーション(2170)は、2014年1月に高値をつけてから2年以上下落を続けていましたが、今年2月を底に再度上昇をはじめ、2014年高値に迫る勢いとなっています。この銘柄は毎年増収増益を続けている銘柄ではなく、いわゆる成長株、グロース株という分類にはなりません。
7月8日までの二極化相場では、基本的に株価が上昇を続けていたのは成長株、グロース株でしたが、全面高相場となれば、主役はそれ以外の銘柄、主に中低位株となります。2013年前半の相場を思い出していただければよく理解できると思います。
いずれにせよ、本格的な上昇相場へ移行できるかどうかは、日銀金融政策決定会合後の株価が下落するにせよ一時的な調整にとどまり、7月8日から会合直前までの直近高値を超えて上昇する銘柄が続出するかどうかにかかっています。それが確認できれば、かなりの強気をしていってもよい相場が到来するのではないかと期待しています。