4月8日の日本株と今週の投資戦略

<4月8日の日本株>
4月8日(金)の日本株は大きく乱高下したすえに反発し、日経平均株価は前日比71円68銭高の15821円52銭で引けました。個別銘柄でみると、値上がりが3分の2、値下がりが3分の1という内容で、全面高とはなっていません。ただし、多くの銘柄が朝方の安値から切り返して陽線で引けていることは確かです。
ADA指数は△4.0%となり、前日の△10.1%からマイナス幅が縮小しました。空売り銘柄のうち強い銘柄の買い戻し、一旦売却していた銘柄の上昇トレンド転換に伴う買い直しが要因です。まだ下降トレンド銘柄の方が圧倒的に多いもの、強い銘柄は少しずつ上昇トレンドに転換し始めている、という感覚です。

<4月8日で株価は本当に底打ちしたのか?>
4月8日の日経平均株価の動きは15597円04銭→15471円80銭→16027円63銭→15821円52銭という流れでした。安値から大きめの反発を見せたことから、「これで底打ちした」とコメントする専門家も少なくないようですが、このような形からさらに株価が下落するケースも多々あります。
私の判断基準はあくまでも25日移動平均線です。株価が本当に底打ちしたなら、25日移動平均線を超えてくるからです。たった1日大きめの反発をしただけで「底打ちだ」と騒いでいたら、今回は仮に成功したとしても、そのうち大失敗をおかしてしまうでしょう。
重要なのは、日々の株価の小さな波に翻弄されることなく、大きめの波(つまり「トレンド」)にしたがって投資行動を決定していくということなのです。私は外野がとやかく言おうとも、個別銘柄ベースで25日移動平均線の上に株価があるかどうかで売買を判断します。

<直近安値割れで撤退とするなら新規買いも検討の余地あり>
ただし、8日に株価が底打ちした可能性が高いと強く感じるのであれば、下降トレンドの銘柄であっても直近安値割れを損切り価格に設定したうえで新規買いする、という戦略もあります。特に、25日移動平均線からのマイナスかい離が大きい場合は、成功すればかなりの安値圏で買えることになります。
私は8日に株価が底打ちした可能性が高いとは思っていないのでこの戦略は実行しませんが、直近安値割れで損切り、という明確な撤退条件がありますから、戦略の1つとして検討の余地はあります。