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4月28日の日本株と来週の投資戦略

<4月28日の日本株>
ゴールデンウィーク直前の4月28日の日本株は、前場こそ日銀金融政策決定会合を前に強い動きが続いたもの、昼休み中に金融政策が「現状維持」であることが伝わると一気に急落しました。日経平均株価の終値は前日比624円44銭安の16666円05銭でした。日中高値17572円27銭から安値16652円74銭までの下落幅は919円53銭、下落率は5%超に達しました。
ADA指数は31.6%で、前日の35.4%からやや減少しました。25日移動平均線割れの銘柄を売却した一方、逆指値買いを入れていた銘柄のいくつかが、前場に直近高値を超えたために自動的に買った形になったため、それほど大きくは減少していません。今になって考えれば、もう少し減らしておけばよかったと思いますが、仕方ありません。

<ゼロ回答で急落した日本株>
事前の市場参加者のコンセンサスに反し、日銀が現状維持を決めたため、失望売りが広がる形になりました。先日のブログにも書きましたが、今回の株価の動きをみて、「事前にこうだと決めつけて行動した結果逆の目が出ると本当に怖い」と改めて感じました。本原稿を書いているのは29日夕方ですが、現時点でドルー円相場は106円台に突入、シカゴ日経平均先物は16000円近くまで下がっています。
もし、追加金融緩和ありと決めつけて大量の買いポジションを持ち、28日の後場に損切り等ポジションを縮小しなければ、28日の下げでもちろんダメージを受けますが、円高が進んだ状態で5月2日を迎えれば、そこでさらなるダメージを受けてしまいます。下手をすると、追加金融緩和ありとして勝負に行った結果、たった2営業日で20%、30%の損失となってしまう可能性すらあります。
私は以前のブログで、日銀金融政策決定会合のイベントリスクを恐れつつ、明確な上昇トレンドにある銘柄までも手じまいする必要はないとして、ADA指数50%前後で28日を迎える予定と記しました。実際は35.4%で28日を迎えましたが、これは4月26日に新興市場銘柄中心に大崩れをした際、一気にポジションを減らしたことが結果的に運よく功を奏した形となったわけです。

<ある程度の損失は仕方ないが、必要以上の損失は避ける>
いずれにせよ、円高が進行する中では、さらなる株安を覚悟せざるを得ません。私も、週明けの日本株の動き次第では、損切りを実行して買いポジションを大幅に縮小することになるかもしれません。しかし、追加金融緩和ありと見込んで勝負に行った結果撃沈するよりは、損失は小さく抑えられることは確かです。今回のような動きになった場合、ある程度の損失を出すことは避けられません。重要なのは、不必要な勝負に出た結果、必要以上の損失を被ってしまうことです。もし今回の相場で勝負に行ったことで大きな損失を被ってしまった方がいらっしゃったなら、同じ過ちを繰り返さないようにしてください。