2017年4月14日の日本株と今週の投資戦略

<4月14日の日本株>
週末4月14日の日本株は、地政学リスクが嫌気され、円高も進んだ結果下落しました。日経平均株価の終値は前日比91円21銭安の18335円63銭でした。TOPIXも下落、マザーズ指数は2%以上の大幅下落となっています。

値上がり銘柄870に対して値下がり銘柄2613と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄はわずか14、年初来安値更新銘柄は442と相変わらず高水準でした。

14日のADA指数は12.3%となり、前日の14.6%からさらに低下しました。上昇トレンドを維持している銘柄のみ保有、それ以外は売却というスタンスを貫いている結果です。上昇トレンドの銘柄は日に日に減少しています。

<95%前後の銘柄が下降トレンド>
今日も400銘柄ほどの株価チャートをチェックしましたが、上昇トレンドにある銘柄は5%ほどしかありません。ほとんどの銘柄が下降トレンドにあります。
ダイセキ環境ソリューション(1712)のように底打ちから反発しているもの、メディカル・データ・ビジョン(3902)のように一時調整したものの再び上昇トレンドに復帰しているものなどありますが、ごく少数です。
逆に、ファーストロジック(6037)、あい ホールディングス(3076)など明確に25日移動平均線を割り込むものもありました。

<地政学リスクと騰落レシオと株価のトレンド>
金曜日時点での25日騰落レシオは69.0%です。騰落レシオは60%を割り込むことはめったになく、その意味ではいつ底を打ってもおかしくありません。
一方で、個別銘柄の株価をみると、投げ売りが出た気配があまり感じません。いつも、というわけではありませんが、株価下落の最終局面では投げ売りにより急落することがよく起こります。ここからさらに急落する可能性も考えれば、とてもではありませんが下降トレンドの銘柄を今のタイミングで新規買いする気は起こりません。

また、4月15日に北朝鮮で何か起こるのではないか、として地政学リスクの高まりで株価が下がったのが先週末までの動きです。
ここで気を付けなければいけないのが、地政学リスクが弱まったら、株価が底打ち、上昇に転じるとは限らないことです。地政学リスクというのは口実に過ぎず、実は他の理由により日本株が売られ続けている可能性があるためです。そうであれば、北朝鮮で何も起きなかったとしても、株価下落が止まらないということにもなりかねません。

結局、将来を予想してもどうせ当たりませんし、外れたときのダメージが大きすぎますから、株価のトレンドに従うのが最も確実だということです。「株価の先行き」という見えない将来を予想することに時間を費やすくらいなら、好業績の銘柄を探したり、投資候補銘柄の株価チャートを見てトレンドを確認する、といった作業を行った方がよっぽど有用です。