2017年3月31日の日本株と今週の投資戦略

<3月31日の日本株>
年度末、3月31日の日本株は、朝方こそ高く推移しましたが、後場に入ってから大きく下落、日経平均株価の終値は前日比153円96銭安の18909円26銭でした。TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は上昇しています。

値上がり銘柄1030に対し値下がり銘柄2508と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は58と低水準でした。昨年来安値更新銘柄は1です。

3月31日のADA指数は54.5%となり、前日の62.8%から大きく下落しました。下降トレンドになった銘柄が増加したため、それらを売却したことによります。チャートの形が悪化した銘柄がさらに増加しています。

<売るべきところで売らないと・・・>
ワールドホールディングス(2429)やトラスト・テック(2154)など、高値を更新して上値追いをする銘柄もありますが、一方でエレコム(6750)、福島工業(6420)、パンチ工業(6165)など、25日移動平均線を明確に割り込む銘柄も増加しています。
25日移動平均線を割り込んだ場合、素早く売却しないと損失が大きくなってしまう例として、ブロッコリー(2706)を挙げておきます。
ブロッコリー株は1ヶ月半ほど上昇トレンドが続いていましたが、3月後半になり崩れてきました。そして3月27日に781円まで下がり、25日移動平均線を割り込みました。ここで翌日28日の寄り付きで売却してしまえば、793円で売却できます。しかし売却せずに我慢してしまった結果、3月31日には652円まで値下がりしています。たった3日売却が遅れるだけで、株価が20%も下がってしまったのです。

このことから、25日移動平均線を株価が割り込んだら、素早く売却しないと、傷口がさらに広がる可能性がある、ということが分かります。
もし売却した後で株価が反発して25日移動平均線を超えたら、再度買い直せばよいだけです。

<現状の指数と個別銘柄の状況>
現在、日経平均株価やTOPIXは、今年に入ってからのボックス下限は下回っていないものの、さらに下に行きたそうな動きに見えます。マザーズ指数は日経平均株価やTOPIXに比べるとはるかにチャートの形がよいですが、それでもギリギリ上昇トレンドにとどまっている、という状態です。

個別銘柄は、下降トレンドの方が上昇トレンドより明らかに大きいです。ただ、新興市場の小型株を中心に、元気な銘柄も少なくないので、そのあたりに多少資金をシフトしてみるのも良いかもしれません。
ADA指数も再び低下傾向にありますし、無理をして勝負をする時期では決してないことは確かだと思います。