12月22日の日本株と来週の投資戦略

<12月22日の日本株>
連休を前にした12月22日の日本株は、連休中のリスク回避のポジション解消売りが懸念されましたが実際はそれほどではなく、底堅い動きになりました。日経平均株価の終値は前日比16円82銭安の19427円67銭で引けました。TOPIXも小幅下落、マザーズ指数は1%超のやや大きめの下落となっています。

値上がり銘柄1449に対して値下がり2020とやや値下がり優勢でした。また、年初来高値銘柄が66まで減少し、今月の最低となりました。年初来安値銘柄は2でした。

22日のADA指数は63.7%で、前日の71.0%からやや大きく低下しました。頭打ちから下落に転じている銘柄が増えてきているため、それらの処分売りを進めた結果です。

<個別銘柄に頭打ちのものが増えている>
年初来高値更新銘柄が66まで減っていることからも分かる通り、個別銘柄では上値が重くなり、頭打ちの形となっているものが増えています。そして、銘柄によっては25日移動平均線を割り込むものも出ています。
例えば11月10以降上昇トレンドが続いていた日本冶金工業(5480)は、12月8日に高値224円を付けた後は反落に転じ、22日には25日移動平均線を割り込みました。
25日移動平均線を割り込むまではできるだけ売らずに粘ってみるべきとは思いますが、25日移動平均線を割り込んだら速やかに一旦売却するようにしたほうが安全です。もしその後25日移動平均線を上回ったら買い直せばよいだけです。
また、大京(8840)のように、25日移動平均線と直近高値があまりはなれていない場合は、25日移動平均線割れで売却後の買い直しタイミングを、25日移動平均線超えではなく直近高値超えに設定しても良いと思います。その場合、あらかじめ直近高値超えの株価で逆指値の買い注文を設定しておきます。

<欲しかった銘柄が25日移動平均線とのかい離を縮めてきた場合どうするか>
株価が頭打ちになってくると、それまで25日移動平均線からのかい離率が大きく、新規買いを見送っていた銘柄も新規買いのチャンスとなります。
一方、調整が25日移動平均線の上方にとどまらず、25日移動平均線を割り込んでしまう可能性もあります。
例えば三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など大手銀行株は、25日移動平均線からのプラスかい離がだいぶ小さくなりました。そのため、買いのチャンスといえます。しかし、ここから相場全体が調整局面に入れば25日移動平均線を割り込んでしまうかもしれません。

おそらく、ここから調整局面となれば、多くの銘柄が25日移動平均線を割り込むと想定されます。そこから再度反発して25日移動平均線を超えたところが、次の買いチャンスとなるのではないかと現時点では想定しています。

ですから、上記のような状況になるのを待つのが1つの戦略ですが、もし調整が浅いものにとどまって25日移動平均線を割り込まず推移した場合は買いチャンスを逃してしまうというリスクもあります。
そこで、25日移動平均線を割り込むリスクをある程度割り切って、現状トランプ相場に乗り遅れているという場合は今のようなタイミングで新規買いして、25日移動平均線を割り込んだら損切り、とするのがもう1つの戦略です。その場合も再度25日移動平均線を上回ったら再度買い直しとするのは言うまでもありません。