移動平均線をベースにしないと買い直しのタイミングが難しくなる

神戸物産(3688)の日足チャートをご覧ください。10月21日に3795円の高値を付けた後、今日(10月27日)には3340円まで値下がりしています。
SFPダイニング(3198)も、10月18日に1600円の高値を付けた後、10月27日に1532円まで下がっています。
両銘柄とも、高値をつけてから明らかに値を下げており、すでに株価は天井を付けたようにも見えます。保有株があれば売りたくなるような形です。しかし、25日移動平均線は割り込んでいません。

このような場合、私は25日移動平均線を割り込んでいないことを根拠に、保有株はそのまま保有を続けます。

マイネット(3928)の日足チャートをご覧ください。10月20日に4635円まで上昇した後、10月25日には3485円まで下落しました。この下げにより株価は天井を付けたとして保有株を売却した方も多かったでしょう。しかしそこから株価は反発して、10月27日には4065円まで回復しています。
もし、マイネット株を10月25日に3500円近辺で売却したとして、その後2日間で急反発した場合、買い直すタイミングはいったいいつになるでしょうか。
もし、4000円付近で買い直すとすれば、売却せず保有を続けた場合に比べて500円のロスが生じます。もし、4000円から3400円に下がり再び売却→再度4000円に戻ったので買い直し、ということになればトータル1100円のロスです。
でも、25日移動平均線を基準に売買していれば、この間の売買は全く不要ですから、余計なロスが生じることもありません。

25日移動平均線を基準に売買するなら、25日移動平均線を超えたら買い、割り込んだら売りとすればよいのです。これを、株価が少し下がってきたからといって25日移動平均線より株価が上にある時に保有株を売却してしまうと、そこから株価が反発したときに買い直すタイミングを計ることが非常に困難になります。結果的に、株価の動きに翻弄されてドタバタした挙句、余計なロスを生んでしまいます。

保有株を売った後、仮に株価が上昇したとしても買い直しをしないのであれば、25日移動平均線より株価が上にある段階で売却し、しっかり利益を確定することも一策です。でも、保有株をいったん売って、再度買い直すことを予定しているのであれば、25日移動平均線をベースに売買した方が明らかに買い直しがしやすくなりますし、余計な売買による余計なロスを軽減させることができます。