為替がやや円安方向へー2017年8月30日の日本株

<今日の日本株>
8月30日の日本株は、終日強い動きとなり、日経平均株価の終値は前日比143円99銭高の19506円54銭でした。TOPIX、マザーズ指数もともに上昇しました。

値上がり銘柄2274に対し値下がり銘柄1196と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄が162まで増加した一方、年初来安値更新銘柄は10まで減少しました。

今日のADA指数は56.7%となり、前日の55.8%とほぼ横ばいでした。25日移動平均線を割り込む銘柄を売却し、超えてきた銘柄を買うという銘柄入れ替えを多少実行しました。

<個人投資家の平均成績は?>
為替レートが1ドル=110円台まで円安となっていて、日本株は上昇しやすい素地になりつつあります。

また個別銘柄の動きを見ると、エスクロー・エージェント・ジャパン(6093)、ゲンキー(2772)など高値を更新しているものが数多く見られます。最近調整気味だったエラン(6099)も、一気に高値更新となりました。

また、ファンコミュニケーションズ(2461)や日本管理センター(3276)など、上昇基調になっているものも目立ってきています。

年初来高値更新銘柄が162まで増加、対して年初来安値更新銘柄が10まで減少しており、かなり日本株の状況は良くなっています。

とはいえ、いつものことですが二極化相場は続いているわけですから、上昇トレンドにある強い銘柄を中心に投資対象を組み立てていくべきである点は変わりません。

ところで、信用評価損益率という指標があります。これは、信用取引で買っている投資家の、信用取引の含み損益を表すものです。

これが直近ではマイナス9%前後になっています。つまり、信用取引で平均して9%の含み損がある状態ということです。

個人投資家の多くが利益を出せる状況であれば、これがもっとゼロに近付くのですが、そこまでには至っていません。そして、年初から見ると大体マイナス5~マイナス10%の水準にあります。
ということは、個人投資家は平均して今年の日本株の成績はほぼプラスマイナスゼロくらいと推測できます。

個人的には、投資する対象の銘柄をしっかり選べば、今年の日本株はプラスの成績を残せるはずと思いますが、今年は日本株全体が大きく上昇する局面ではありませんからプラスマイナスゼロ程度でも大丈夫です。

ポイントは、10年に1~2回訪れる、大幅高の局面で、どれだけ資産を増やすことができるかだと私は思っています。1回の大幅高で資産を3倍にできれば、それが2回来れば税金を加味しても10年で6倍くらいにはなります。大相場になれば、資産3倍は全く難しくありません。

いずれくる大幅高に備えて、銘柄選びの精度を高めたり、売買のルールをしっかり決めておくなど、今のうちに準備しておくことをお勧めします。