日銀が今後毎日せっせと買い集める謎のETFの正体とは(修正・追記あり)

日本銀行のHPに、「指数連動型上場投資信託受益権(ETF)および不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入結果」が掲載されています。
日銀 ETF・REIT買入
ここには、日本銀行が、ETFやREITをマーケットからいつ、どれくらい買い入れたかが記されています。
この中に、4月から謎のETFが登場していることをご存知でしょうか。「設備投資および人材投資に積極的に取り組んでいる企業を支援するためのETF」というものです。

実は、日銀はこのETFに対して年間3000億円を買い入れると表明し、毎営業日、きっちり12億円ずつ実際に買い入れを実行しているのです。年間250営業日×12億円=3000億円になりますから、おそらく市場環境に関係なくこの毎日12億円のペースをずっと維持していくのでしょう。

そして、このETFの正体が先日明らかになりました。これは、東京証券取引所及びS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが共同開発した「JPX/S&P 設備・人材投資指数」に連動するETFだったのです。
(続く)

<以下5月7日修正・追記>
その後の調査の結果、現時点で日銀が毎営業日12億円購入しているのはJPX日経400に連動するETFのようです(設備・人材投資指数に連動するETFがまだ上場していないため)。これに伴い、本投稿のタイトルも若干修正しました。
また、日銀は「JPX/S&P 設備・人材投資指数」の他、「MSCI日本株人材設備投資指数」、「野村企業価値分配指数」に連動するETFを年間3000億円枠にて購入対象とするとのことです。
これについての詳細は改めて別枠で投稿します。