日経平均軟調も二極化相場続くー2017年9月8日の日本株と来週の投資戦略

<9月8日の日本株>
週末9月8日の日本株は、107円台への円高進行により、引けにかけ下げ幅を拡大しました。日経平均株価の終値は前日比121円70銭安の19274円82銭でした。TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄は1237、値下がり銘柄は2266と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄78に対し、年初来安値更新銘柄も64まで増加して拮抗してきました。

9月8日のADA指数は42.0%となり、前日の37.2%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いや、25日移動平均線を上回った銘柄の買い戻しなどを進めた結果です。

<強い銘柄はそれなりにある状況>
日経平均株価は軟調なものの、個別銘柄に目を向けると、高値更新をする強い銘柄もそれなりにあります。例えばエラン(6099)、ショーボンドホールディングス(1414)、キリン堂ホールディングス(3194)、ラウンドワン(4680)などです。
上昇トレンドだった銘柄が25日移動平均線を割り込む動きはほとんどありませんでしたから、日経平均株価の弱い動きの割には、強い銘柄は下がらずに済んだことになります。

ということで、来週も二極化相場を想定し、上昇トレンドにある銘柄の継続保有をする、という戦略を続行する形です。

<増収増益銘柄でも売るべきタイミングとは>
一方、弱い銘柄は全く下げが止まらない状況です。例えばルネサンス(2378)やVOYAGE GROUP(3688)は、決算発表以降、ずっと株価が下げ続けています。

この両銘柄は、増収増益の予想となっています。それにもかかわらず、株価下落が続いているのです。

つまり、いくら増収増益予想の銘柄であっても、必ずしも株価が値上がりするわけではない、これが事実です。

ではどうすればよいか、それは例え好決算の銘柄であっても、株価が25日移動平均線を割り込んだら売却すればよいのです。
そうすれば、その後の下げによる損失が回避できますし、もし25日移動平均線を再度超えたら買い直しをすればよいだけです。

好決算だからと、株価下落が続く中ダラダラと持ち続けると、やがては多額の含み損を抱えてしまう結果となります。

増収増益の業績予想より、株価のトレンドを重視した方が、余計な損失を回避できるという点はぜひ押さえておいてください。