悪材料織り込み底堅い動きに-2017年8月29日の日本株

<今日の日本株>
8月29日の日本株は、朝方の北朝鮮ミサイル発射の影響により朝から安く始まりましたが、その後は下げ止まり底堅い動きとなりました。
日経平均株価の終値は前日比87円35銭安の19362円55銭でした。TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1590に対し値下がり銘柄1868とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は104と今日のような相場環境にしては比較的高水準、年初来安値更新銘柄も59まで増加しています。

今日のADA指数は55.8%となり、前日の58.2%からやや低下しました。25日移動平均線を割り込んだ銘柄の売却などを実行した結果です。上昇トレンドを維持しているものが大部分でしたので、悪材料はあったものの、慌てて投げ売りするようなことはしませんでした。

<ひとまず悪材料は織り込んだ形に>
今日の北朝鮮からのミサイル発射は、はじめてJアラートが発動されるなど緊迫したものになりましたが、為替レートは円高に振れました。

日本への脅威が強まっていると市場参加者が判断するならば、円安になるはずですが、その逆の動きになっています。このことからみて、市場参加者は今回の北朝鮮からのミサイル発射が、今後日本への悪影響につながるとは、今のところは考えていないようです。

となれば、結局は今まで通りの流れ、つまり強いものはより強く、それ以外のものは上昇しない、弱いものは下落を続けるという二極化相場が継続することになります。

今日も、アウトソーシング(2427)やエン・ジャパン(4849)、エスクロー・エージェント・ジャパン(6093)など、長期的に見て右肩上がりの上昇をみせている銘柄が高値を更新しています。
一方、例えば野村ホールディングス(8604)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)などは、一向に下げ止まりの気配をみせません。

個人的には、こんなに狙うべき銘柄が分かりやすい相場環境はないと思うのですが、投資情報サイトでは相変わらず「プロ」の人たちが、証券株や銀行株はもうすぐ反発するとか、日経平均株価は今日で底打ちしたとか、根拠のない予想を並べて個人投資家を混乱させています。

なぜ個人投資家が混乱するか、それはプロの「予想」を信じて動いてしまうからです。私は決して予想はしません。予想をしても当たらないことをよく分かっているからです。こうなったからこう動くという自らの「ルール」を示しているだけです。
私自身も、さすがに銘柄選びでは迷うことはありますが、売買のタイミングで迷うことは一切ありません。絶対に自らのルールはブレません。だから安心してブログをお読みいただければと思っています。