底値圏では株価が乱高下しやすくなる

年明けから続いている世界同時株安はなかなか収まりませんが、ここ数日の日経平均株価の動きをみると、ある事実に気づくことができます。それが、「1日の変動幅が非常に大きくなっている」という点です。
・1月7日 493円36銭安
・1月12日 479円安
・1月13日 496円67銭高
・1月14日 474円68銭安
このように、終値ベースでも500円幅の乱高下が続き、取引時間中の動きを加味すると14日は1日で700円も動いています。

一般に、株価が底値圏にあるときはボラティリティ(変動率)が高まる傾向にあります。おととい日経平均株価が500円下がったと思ったら昨日は逆に600円上昇、ところが今日は700円下落・・・というように、株価の動きが大きくなっていきます。
ボラティリティの高い相場では、下手に動くと損失が大きくなってしまいます。株価が底値から急上昇したので買い→翌日急落で投げ売り→再度急上昇で買い直し→またまた急落で再度投げ売り・・・というように、動けば動くほど損失が積み重なってしまうことが往々にあります。

確かに、底値圏でベストタイミングで買うことができれば、短期間に利益を得ることは可能です。でも、やってみると非常に難しいのも事実です。底値圏で株価が乱高下している間は、ほとんどの銘柄が下降トレンドになっています。リバウンドを取りに行こうとあまりガツガツするよりも、「休むも相場」を実践する方が精神衛生上もよいと思います。