年間の株価予想は百害あって一利なし

明けましておめでとうございます。本年も、本ブログにて個人投資家の皆様へ実践的かつタイムリーな情報提供を行ってまいりますのでよろしくお願いいたします。

2015年の相場振り返りと2016年の投資戦略については1月7日(木)にアップされる楽天証券のコラムにまとめておりますのでそちらをご覧ください。
今回のブログでは、その内容を少し補足したいと思います。

2016年が始まりましたが、私は年間の株価予想の類は一切しませんし、専門家が行う年間の株価予想も一切参考にしません。それは予想してもまず当たらないからです。株式投資では当たらない予想ほど害のあるものはありません。
例えば2016年の日経平均株価の高値を22000円、安値を18000円と予想したとします。もし日経平均株価が22000円近くまで上昇したら、そろそろ高値が近いと保有株を利食いすることになるでしょう。でも、実際に22000円を超え、25000円、30000円まで上昇したらどうするのでしょうか。
逆に、日経平均株価が18000円近くまで下落したら、押し目買いのチャンスとばかり逆張りで新規買いを実行するでしょう。でも、18000円を簡単に割り込み、15000円、10000円と下落したらどうなってしまうでしょうか。
そんなことより、上昇相場が続くのであれば22000円であろうが25000円であろうが上昇トレンドが続く限り保有するのが大きく利を伸ばすための秘訣であり、株価が下落するならば18000円になっても15000円になってもよいように、下降トレンドに転換したら保有株を売却するのが損失を極小化するためのポイントです。そこに必要な要素は株価のトレンドだけであり、「株価予想」というものは全く必要がないことをご理解いただけるでしょうか。