今日の日本株(2016年9月8日)

<今日の日本株>
9月8日の日本株は、後場に入りやや売られたものの引けにかけて持ち直し、日経平均株価は前日比53円67銭安の16958円77銭で引けました。TOPIX、マザーズ指数もともに小幅下落となっています。
今日も相変わらず個別銘柄は高安まちまちの動きで、値上がり銘柄1602に対して値下がり銘柄1643とほぼ拮抗でした。ただ、年初来高値更新銘柄42に対して年初来安値更新銘柄はわずか3にとどまっており、どちらかといえば強い相場であるとはいえます。
今日のADA指数は57.5%となり、前日の57.2%とほぼ横ばいでした。買い銘柄の処分、空売り銘柄の買戻しをともに進めた結果、たまたま前日と同水準となっただけです。ADA指数50%になるまで買いを減らそうとはしていますが、意外としっかり上昇トレンドに乗っている銘柄が多いため、なかなか減らすことができていません。

<押したら買う投資主体の存在?>
今日の後場に入り、日経平均株価は16836円65銭まで売られましたが、そこから引けにかけて反転しています。こうした動きをみると、今日も日銀のETF買いがさく裂したかと思いますがそうではありません。今日は日銀のETF買いはありませんでした(厳密には毎営業日12億円ずつETFを購入していますが、これは別物とお考えください)。
となると、日銀以外に株価が押したら買うという投資主体がすでに表れている可能性があります。これが外国人の中長期資金などといった腰の据わった買いであれば、ここからの株価上昇も大いに考えられます。実態は分かりませんが少し期待してよいのではないかと思っています。

<任天堂の大幅高・その意味するところは?>
今日は昨日25日移動平均線を超えてきたセリア(2782)やアインホールディングス(9627)が反落して25日移動平均線を割り込んでいます。25日移動平均線自体がまだ下向きの状態での25日移動平均線上抜けでしたから、信頼度が低いことは確かです。ここから底ねりをして、25日移動平均線超えに加えて25日移動平均線自体も下向きを解消するのを待ってから買えば、そこからスムーズに上昇する可能性も高まると思います。
それよりも今日注目すべきなのは任天堂(7974)の大幅な上昇です。一時29200円まで値上がりする局面もありました。
任天堂株は、2007年11月に73200円の高値をつけたあと9分の1にまで下落、そこから多少反発していますが長期的にみればまだ初動の動きとみてよいでしょう。(10年以上の月足チャートをぜひご覧ください)
日本株が大きく値上がりする際、先行銘柄として他の銘柄に先駆けて大きく上昇する銘柄が必ずと言ってよいほど発生します。
私は今回の先行銘柄が任天堂だと思っています。もし、7月19日の32700円の高値を明確に抜くようなことがあれば、他の銘柄にも大きく波及することになるでしょう。
もちろん、先行銘柄である任天堂株を無理に買う必要はありません。先行銘柄は見送っても問題ありません。それよりも、まだまだ株価が大きく上昇していない銘柄がゴロゴロしているわけですから、そうした銘柄を拾っておくのが有効と思います。