今日の日本株(2016年9月13日)

<今日の日本株>
アメリカ株の大幅反発を受けた9月13日の日本株は、朝方高くはじまったものの次第弱りの展開となり、日経平均株価の終値は前日比56円12銭高の16729円04銭でした。TOPIXは小幅反落、マザーズ指数は小幅高でした。
個別銘柄の値上がり銘柄数は1799、値下がりは1468と、前日のアメリカ株急反発を持ってしても下がるものは下がるという印象を持ちました。
今日のADA指数は36.1%となり、前日の36.8%とほぼ変わらずでした。ただ中身はかなり変わっており、保有株のうち動きが弱いものを外す一方、空売りしている銘柄で動きが強いものも買い戻しを進めました。保有株は下落するものが多く、一方で空売り銘柄には上昇するものが多いため、軽い股裂き状態となっていて、それを解消するために空売りの買い戻しが進みました。今のような相場環境では、保有株の下落をヘッジするために空売りを相当数入れておきたいのですが、空売りしている銘柄が反発してしまうのですから空売りを解消しつつ、同時に保有株の一部を売却してポジションが膨らまないようにするしかないというのが現状です。

<連日の日銀ETF買いとアメリカ株下落との攻防>
今月に入り、日銀のETF買いは7日、9日、12日、13日にそれぞれ733億円ずつ実行されています。しかし株価は17000円超えを達成した後下がっています。
やはり日銀のETF買いは「買い支え」であり、株価上昇の効果はありません。株価下落をマイルドにする効果はあるでしょうが、どんなに売り圧力が高くともETF買いは1日当たり733億円(今月の場合)に限られますから、一度に大量の売りが生じた場合は日本株の大幅下落は免れないでしょう。
この原稿を書いているのは深夜ですが、アメリカのNYダウは300ドル近く値下がりしていて、やはりここからの本格調整に警戒する必要がありそうです。一方で為替レートは1ドル=102円台半ばまで円安になっているため、シカゴの日経平均先物はそれほど下がってはいません。
NYダウの下落はマイナス要因、為替レートの円安はプラス要因、そして日銀のETF買いと、日本株は種々の要素が複雑に絡み合っています。こんな状況で日本株の先行きを読めというのも無理な話で、あくまでも個別銘柄のトレンドを重視し、上昇トレンドのもののみを保有、そして投資可能資金に対する実際の投資額の割合もあまり膨らませないようにして、ここから株価が大きく下落しても浅い傷で済むようにしておくべきでしょう。
足元では7月中旬以降強かった銘柄群、例えば銀行株(りそなホールディングス(8308など))や鉄鋼株(ジェイエフイーホールディングス(5411)など)、輸出関連株(ジェイテクト(6473)など)に25日移動平均線割れの動きが目立ちます。私ならこうした銘柄は一度売却し、再度明確に25日移動平均線を超える、もしくは直近高値を超えるのを待って買い直しをします。