今日の日本株(2016年7月12日)

<今日の日本株>
昨日の大幅上昇を受けた本日7月12日の日本株は大幅に続伸し、日経平均株価は前日比386円83銭高の16095円65銭で引けました。一時は500円以上値上がりする局面もありました。TOPIXも2%以上の上昇となりましたが、マザーズ指数は1%弱の上昇にとどまりました。今日の東証1部年初来高値更新銘柄は74に対し、年初来安値更新銘柄は2しかなく、強気相場に転換したと判断できます。なお、昨日書き忘れましたが、昨日の時点で新高値43、新安値14となっていて、今日の大幅続伸にて強気相場への転換がほぼ確定した形です。
今日のADA指数は38.0%となり、前日の2.8%から大きく上昇しました。空売りをしている銘柄が軒並み大きく反発していますのでこれらを買い戻したこと、明確に25日移動平均線を超えた銘柄を新規買いしたことにより一気に買い優勢までポジションを構築しなおしました。昨日と今日の空売りの買い戻しにより、個人的にはかなり損失を出しました。先週までの空売り積み増しは結果として大失敗に終わりました。

<先週と今週とで日本株は明らかに変化している>
昨日と今日とで日経平均株価は1000円以上上昇し、今日の上昇で明確に25日移動平均線を超えてきました。引け後の日経平均先物は16500円まで上昇しています。さらにアメリカ株も高値更新、先週末一時100円割れとなったドルー円相場も一気に104円台まで円安方向に進んでいます。
アメリカ株が強く、為替レートも円安に進むとなると、もはや日本株は上昇するしかなく、後はこの勢いがどこまで続くかだと思います。
まず、日経平均株価が明確に25日移動平均線を超えましたが、25日移動平均線自体はまだ下向きです。そして、日経平均先物の16500円水準まで明日上昇したとなると、3日間で1500円の上昇となり、さすがに上昇スピードが速すぎます。したがって、今後は、日経平均株価が何日か調整し、その間に25日移動平均線の下向きも解消する過程での押し目買いを基本戦略とすべきと考えています。私は昨日・今日で買いポジションを一気に増やしましたが、明日も多少新規買いをするもののその後の調整局面入りも考慮してあまり多くを買わないようにしたいと思っています。

<今までと異なる個別銘柄の動きにどう対応するか>
また、特筆すべきは、昨日と今日の2日間において、それまで弱い動きが続いていた銘柄が大きく反発し、25日移動平均線を明確に超えるものも数多く出てきていることと、その一方でこれまで強かった銘柄が弱い動きに転じているということです。
前者の例を挙げると日本取引所グループ(8697)、GMOインターネット(9449)、アイフル(8515)、コメ兵(2780)などです。後者の例はエニグモ(3665)、セプテーニ・ホールディングス(4293)などです。
私のポジションでいえば、買い持ちが弱く売り持ちが強いという「股裂き状態」が2日連続で続いているのです。この動きをどう考えればよいでしょうか。
結論からいうと、昨日・今日の2日間の動きだけで物色対象が完全に変わったと判断することはできません。もう少し値動きを観察しなければ分かりません。
しかし、変化の兆候は昨日の時点ですでに出ており、その兆候が今日の動きでさらに際立ってきたことには間違いありません。上に挙げた以外でも、例えば大手銀行株は本日軒並み5%以上上昇しています。大手銀行株が5%上昇するというのは、かなり大きな資金が日本株に流入しなければ不可能です。それ以外にも、時価総額の高いいわゆる大型株が大きく上昇しています。
このことから、今週に入ってから外国人やヘッジファンドの買いが入っていることには間違いなく、後はこの動きが短期間で終わってしまうのか、それとも今後しばらく続くのかがポイントです。
もちろん、私たち個人投資家が、昨日・今日の外国人買いがいつまで続くのかを正確に予想することができません。できるのは株価のトレンドにしたがって売買するということです。
そこで私は、今までの二極化相場で買われていた銘柄以外の銘柄も、明確に25日移動平均線を超えてきたものについては新規買いを進めることにしました。25日移動平均線超え直後に買えば、その後株価が調整して再度25日移動平均線を割り込んでもすぐに損切りすることで損失を小さく抑えることが可能であり、それほどリスクは高くないと判断しました。今後の相場展開次第では、二極化相場で買われていた好業績・内需・中小型株よりも、これまで売られていた銘柄の方が多く保有することになるかもしれません。
ここまで変化の兆候が出ているとなれば、それに従うしかありません。「兆候」の時点である程度行動を起こしておけば、失敗したとしても大きなダメージにはならず、成功した場合は安値圏で買い仕込みができることになります。