今日の日本株(2016年6月21日)

<今日の日本株>
昨日の大幅高を受けた6月21日の日本株は大幅続伸、日経平均株価は前日比203円81銭高の16169円11銭と、16000円台を更新しました。マザーズ指数も1%ほど上昇しました。ただ、マザーズ指数に比べ日経平均株価の方が戻りが大きくなっています。さらに、個別銘柄でみると、値上がり2330に対して値下がりも1034あり、決して全面高の強気相場ではなく、あくまでも大幅下落後のリバウンド局面とみていた方がよいでしょう。
今日のADA指数はマイナス9.2%となり、前日のマイナス18.8%からマイナス幅が大幅に縮小しました。これは、空売り銘柄の買戻しや強い銘柄の新規買いなどによるものです。

<売りポジションの買戻しが終わったら誰が上値を買うのか?>
昨日に引き続き今日も大幅高となり、私自身ここまで上昇するとは思っていませんでした。ただ、上で書いた通り、値上がり銘柄2330に対して値下がり銘柄が1034あることから、各銘柄まんべんなく投資資金が入っているわけではありません。
それよりも、今日の動きで気になったのは、今まで下降トレンドが続いていた弱い銘柄に、大きく反発する動きが目立ったという点です。これはまさに、空売りしていた弱い銘柄を買い戻す動きが出ているのではないかと思います。
昨日も書きましたが、イギリス国民投票を前に株価が大きく上昇するということは、おそらく空売りを仕掛けていた投機筋の買戻しによるものです。国民投票の結果次第で株価がどちらに転ぶか分からないこの時期に、リスクを取って大量の新規買いする投資家などまず存在しないはずだからです。
このように、イギリス国民投票前に大きく反発してしまった場合、その後の動きが非常に重要です。なぜなら、空売りをしていた投資家は、この反発を持って大方買戻しが終わっているはずだからです。まず、国民投票が無難な結果に終わった場合でも、そこから上値を買い上がる投資家はおそらくいないと思います。となると、イベントリスクを避けるために空売りを買い戻したヘッジファンドが、次に「買い」から入るか「売り」から入るか次第で、株価は上にも下にも行く可能性があります。
そうであるならば、今から国民投票後の株価の動きを読んでも無駄なことであり、国民投票後の実際の株価の動きを見た上で、買い増しをするのか、それとも保有株を減らして守りに徹するのかを判断すべきだと思います。