今日の日本株(2016年12月20日)

<今日の日本株>
12月20日の日本株は、日銀金融政策決定会合にて現状維持との判断がなされたことを好感して後場に入り強い動きとなり、日経平均株価は年初来高値を更新しました。日経平均株価の終値は前日比102円93銭高の19494円53銭でした。TOPIX、マザーズ指数もともに上昇しています。
今日の値上がり銘柄は2108、値下がり銘柄は1361とやや値上がり優勢でした。年初来高値更新銘柄は156、年初来安値更新銘柄はゼロでした。

今日のADA指数は75.0%と、前日の73.8%から微増となりました。弱い銘柄を売り、上昇トレンドの銘柄に入れ替えているのですが、トータルの総投資額を膨らませないようにしているため売る銘柄と買う銘柄の選別が難しい状況です。

<下げそうでなかなか下げない相場>
今日は、後場に入り、多くの銘柄が切り返しの動きを見せました。例えば野村ホールディングス(8604)は一時708.8円まで値下がりし、さすがに一旦天井を付けて調整局面かと思いきや、そこから切り返して726.3円まで上昇しました。
25日移動平均線を割り込みそうだったリンクアンドモチベーション(2170)に至っては、結局今日年初来高値更新となりました。
ただ、騰落レシオが152.3%と少しずつ低下してきており、おそらく日経平均株価が上値追いしたとしても騰落レシオは低下するはずですから、個別銘柄ベースで見れば調整局面入りするものが増えてくると思われます。
ですから、例えば今日付けた安値(野村ホールディングスであれば708.8円)を割り込んだら一旦保有株の半分~3分の1程度は売っておく、というのも1つの戦略です。

<12月はこんなに日銀がETFを買っていた>
日本株がなかなか下げない理由として挙げられるのが、外国人投資家の大量買い越し(5週間でなんと2兆円超)、個人投資家の大量空売りの踏み上げともう1つ、「日銀のETF買い」の存在です。
11月のトランプ大統領決定後は、11月こそ28日に706億円買ったのみでしたが、12月に入り、買い入れの回数が増加、20日現在で6日間購入しています。さらに1日当たりの購入額も742億円に増額していますから、12月だけで4400億円のETF買いが炸裂したことになります。
そしてなんと、昨日19日も今日20日も、日銀のETF買いがしっかり入っていました。こんな順調な上昇相場でも日銀のETF買いが出現するわけですから、日本株が下がらないのも当然ですね。
ただし、上で述べたように、個別銘柄ベースではそろそろ25日移動平均線を割り込んで下降トレンドに転換するものが出始めると思われます。株価指数が上昇トレンドを維持していたとしても、下降トレンドに転じたものは一旦売るべきでしょう。