今日の日本株(2016年11月9日)

<今日の日本株>
11月9日の日本株は、朝方こそ「クリントン大統領」というムードの中高く始まりましたが、「トランプ優勢」と伝わると一気につるべ落としの下落となりました。日経平均株価は前日比919円84銭安の16251円54銭と大暴落、一時は1000円以上の値下がりでした。TOPIXやマザーズ指数も暴落です。

個別銘柄でみると値下がり3572に対して値上がりがわずか196と、久しぶりの全面安でした。年初来高値更新銘柄は64あり、これは朝方の上昇によるものだと思います。一方年初来安値更新銘柄は147まで増加し、本日をもって一気に相場が崩れたことが分かります。

今日のADA指数はマイナス1.5%となり、前日の24.3%から大きく低下してマイナス圏に突入しました。さすがにここまで相場が崩れるとほとんどの銘柄が下降トレンドになり、売らざるを得なかったという状況です。

<いつも過剰に下げる日本株>
イギリスEU離脱投票(ブレグジット)のときもそうでしたが、予想外の事態が起こったとき、なぜか日本株だけ過剰に反応することが多いと感じます。今日も日経平均株価は一時1000円以上下がりましたが、ヨーロッパ株はあまり下がっていません。
これは、多分に売り仕掛けやアルゴリズム取引が入ったため下げが大きくなったと考えられますが、いずれにせよ迷惑なことは変わりません。

私自身、今日はかなりのマイナスでしたが、ここまでにだいぶ買いポジションを減らしていたため、総資産に対して2%ほどのマイナスで済みました(もちろん痛いですが、致命傷にならなければ十分です)。プットオプションの買いも利食いましたが、プットオプションによりカバーできたのは今日のマイナスの15%程度でした。思ったほどプットオプションの価格が上昇しませんでした。

ブレグジット時と同様、明日はさすがに下がりすぎの反動でリバウンドが起こりそうですが、私はリバウンドを取りに行くつもりはありません。「トランプ・ショック」は実際に大統領が決まったことでいったん落ち着くでしょうが、今後トランプ大統領が与える世界経済やマーケットへの影響によっては、再び大きく下落することも否定できません。下降トレンドに転じた個別銘柄が上昇トレンドに復帰するまでは、どんなに安くみえたとしても買いは控えるつもりです。
騰落レシオもまだ113.8%もありますから、近日中にもうひと波乱あってもおかしくないという思いで臨みたいと思います。