今日の日本株(2016年1月20日)

<今日の日本株>
1月20日の日本株は暴落し、日経平均株価は前日比632円18円安の16416円19銭で引けました。マザーズ指数も5%以上の下落で、全面安の展開でした。
本日のADA指数は△10.7%(昨日は△2.5%)となりました。もうここからの低下余地はほとんどないくらいの数値です。つまり、上昇トレンドを維持できている銘柄が数えるくらいしかないというのが現状です。

<テクニカル的には下げの極限まで来ているが>
どうにも株安が止まりません。テクニカル面でみれば、25日騰落レシオ60.4%、日経平均株価の25日移動平均線からのマイナスかい離が10.1%(10%超え)、1月15日時点での信用評価損益率がマイナス15.5%など、いずれも極限まで下がっています。本日時点での評価損益率は、マイナス20%まで達しているかもしれません。
もし、今が「通常の相場」であれば、いつ底打ちして急反発しても全くおかしくありません。
でも、リーマンショック級の下げであれば、まだ下げの半分にも達していないことになります。何しろ、日経平均株価の25日移動平均線からのマイナスかい離が28%、信用評価損益率がマイナス36%まで達したのですから。

<「底打ち詐欺」を繰り返した無責任な専門家>
改めて今回の急落を振り返ってみると、1月8日の時点で騰落レシオが62.9%まで低下したとき、専門家は「底打ち近し」の大合唱だったような気がします。
1月8日の時点で日経平均株価は17697円96銭でした。それが今日は16416円19銭ですから、1200円以上下げています。個別銘柄ベースでみれば、この間20%、30%下がっている銘柄がゴロゴロしているのです。
おそらく、先々週や先週に、専門家の「底打ち」コメントを信用して、下げの中を買い向かい、多額の損失を被った個人投資家の方も大勢いると思います。心中察するに余りありますが、これほど相場というものが無情であるかを肌で感じていただけたはずです。

<身銭を切らなければ相場の「空気」は分からない>
一方、私はといえば、日々のブログやADA指数の推移を見ていただくとお分かりの通り、一貫してキャッシュポジションを高めて「守り」に徹しました。私は実際に身銭を切って投資しているので、危ないときはそれを身をもって感じ取ることができるからです。少しは買ったりもしましたが、失敗してもダメージが軽微なお遊び程度にとどめていました。
今後は、私でなくても結構ですから、必ず実際に身銭を切って投資をして、なおかつ資産をしっかり増やせている人のアドバイスを重視するようにしてください。なぜなら、そうでない人は相場の「空気」を読めないため、重要な局面で判断を誤るからです。
私は自らの大事な資金を大きく減らしたくありません。だから私の投資手法は大きな下げに強いのです。25日移動平均線を割り込んだら保有株を売るだけですから、誰でもできるはずです。
どんな相場の状況であっても常に「大きく張る」人は、いつか財産を失います。今はどう考えても大きく張る時ではないのです。今年は、メリハリをつけた投資が必要です。単に大量の株を保有しているだけでは、簡単に資産が半分になってしまう、そんな恐ろしさを秘めているのが今の相場です。