今日の日本株(2016年2月29日)

<今日の日本株>
2月29日の日本株は、26日と似たような動きで、朝方高かったもののそこから下がり、日経平均株価は先週末比161円65銭安の16026円76銭と安値引けとなりました。
寄り付きが16313円31銭、そこから16464円75銭まで上昇したものの、高値から400円以上の値下がりで引けており、明らかに株価が少し上昇したところで売り物が出ています。株価の下落とともに為替も円高になりましたから、おそらく「円高+日本株安」のヘッジファンドの売り仕掛けが続いているのでしょう。

<日経平均株価が弱くとも上昇する個別銘柄は増加傾向に>
ヘッジファンドというのは、「いける」と思えば際限なく攻撃してきますので、今後の展開次第では日経平均株価は2月12日の安値を下回ってくる可能性は十分にあります。その一方で、個別銘柄に目を向けると、上昇トレンドに転じるものが日に日に増えてきているのが分かります。
本日のADA指数は38.4%となり、先週末の32.9%から上昇しています。これはまさに、25日移動平均線を明確に超えてきた銘柄が増加していることの表れです。
昨年8月~9月のいわゆる「チャイナ・ショック」では、日経平均株価が底値をつけるよりもかなり以前に、多くの個別銘柄が安値をつけました。今回も、それと同じような動きになる可能性、具体的には日経平均株価が底割れしても多くの個別銘柄が2月12日の安値を守る可能性は低くないと思います。
さらに、マザーズ指数は今日も上昇し、明らかに日経平均株価とは異なる動きです。今後、ヘッジファンドの売り仕掛けにより、日経平均株価との連動性の高いような主力大型株は厳しい動きが続くかもしれません。しかし中・小型株については、日経平均株価が多少下がる程度であれば、それに影響されずに上昇トレンドを維持する銘柄が日々増加してくるのではないかとみています。

<全力勝負ではないが上昇トレンド銘柄への弱気は不要>
もちろん、2月8日の週のように、日経平均株価が大きく下落するならば、上昇トレンドを維持している個別銘柄も影響を受けて大きく下がるかもしれません。でも、そうなったら下降トレンド転換などのタイミングで適宜保有株の売却・損切りをすればよいだけです。
今はまだ全力で勝負に行く場面ではもちろんありませんが、上昇トレンドにある個別銘柄についてまで弱気でいる必要はないと思います。