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下向きの移動平均線を超えるという意味

2月1日に日経平均株価や多くの銘柄が25日移動平均線を超えました。私もそれをみて、多くの銘柄を新規買いしました。しかしその時、1つ気になることがありました。
それは、「25日移動平均線自体が下向き」だったという点です。

実は、上昇トレンドの要件は「株価が移動平均線を上回っている」以外にもう1つあります。それが「移動平均線自体が上向きである」ということです。2月1日における日経平均株価や多くの個別銘柄の状況は、株価は25日移動平均線を上回っただけだったのです。

なぜ、移動平均線自体が上向きでないと上昇トレンドと認定できないのか、それは移動平均線自体が下向きの状態で株価が移動平均線を超えても、そこから再度下落して移動平均線を割り込むことが少なくないからです。本日2月3日の日経平均株価の動きは、まさにこのことが実現してしまっています。
とはいえ、株価が移動平均線を超えてからも堅調に推移した場合は、近いうちに移動平均線も下向きを解消して横ばい~上向きに転じます。そしてそのころには、株価がすでに大きく上昇してしまっているケースも少なくありません。

ですから私は、まだ25日移動平均線が下向きであっても、25日移動平均線を超えたという事実を重視し、半ばフライング気味で新規買いをしてしまいます。2月1日に新規買いした銘柄は、これが凶と出ましたが、例えば1月25日に同じように新規買いした銘柄は、そこから株価が順調に伸び、25日移動平均線が上向きに転じるのを待たずに買って正解だったのです。

上昇トレンド転換の要件をより厳密にとらえるなら、上の2要件を満たした段階で新規買いするべきです。そうすれば2月1日に25日移動平均線を超えた銘柄を新規買いしてしまうことは避けられます。でも1月25日~27日あたりに25日移動平均線を超えた銘柄については、移動平均線の上向きを待って買うと、かなり株価が上昇した後になってしまいます。

このように、2要件を重視するか、移動平均線超えをもってフライングで上昇トレンド転換としてしまうかは、個々の好みやリスク許容度によります。私は多少リスクがあっても、移動平均線を株価が超えたという事実を重視して移動平均線の向きにかかわらず新規買いすることが多いです。